文字組まめ知識…スペース

  • 2013.02.13 Wednesday
  • 10:51

今回はスペースについて書いてみたいと思います。

スペースキーを打った時にできる空白スペース。

普通,日本語の文書中に空白スペースを使うことは少ないけれど(子供向けのひらがなばかりの文章は別ですが)。


例えば…


住所 岐阜県○○市

氏名 土岐太郎(誰やねん?(^_^;)


ってな,項目を羅列する時に,項目名の後に空白スペースを使うことがあります。

そんな時に使用するのが,入力モード「漢字・かな」で入力する全角スペース(和文スペース,または和字間隔とも言う)です。


この全角スペースは,日本語1文字分の幅を持っているので,例えば,20級なら5ミリのスペースになります(※べた組みの場合)。


一方,欧文は,単語と単語の間に空白スペースを入れて,そのスペースによって単語を区別しているのでスペース入力は不可欠です。

こちらの半角スペース(欧文スペース,または欧文間隔とも言う)は,入力モード「英数」で入力します。


この,半角スペース。

半角って呼ぶくらいだから,全角の半分であって,20級なら2.5ミリのスペースだろう…と思ってる人が多いらしいんですが…。


これは大きな間違い!なんです。

もともと,欧文を半角文字って昔の名残りで呼ぶので勘違いすることに成るようですが…。


欧文スペースは,書体に依存する幅を持っています。

だから。

同じ級数でも,書体が違えばスペース幅は違うんです。


07_01

原稿に,「半角空き」という指示があった際,欧文スペースを入力してあるテキストやデータをよく見かけます。

もちろん,欧文組版の時の半角空きはそれでいいんですが,日本語の組版における半角空きは,書体に依存しない和文半角スペースを使うようにしないと,設定によっては,字間が不揃いになることがあります。


07_02


(ちなみにアルファベットの方の例がないのは,欧文書体には和文スペースそのものがないからです)


日本語組版での半角空きの方法は,「二分空き」を入れたり,「カーニング」で行ったりする方法が一般的ですが,文中に時々スペースを入れる場合,今,使用されている組版ソフトで一番使用頻度が高い(だろうと思われる)InDesignに関して言えば,「ENスペース(EM《欧文フォントで『M』の文字幅を一辺とする正方形のこと。和文フォントだと全角のこと》の半分のスペース)」を入力するのが一番間違いがありません。


InDesignでは,その他にも「1/3スペース」,「1/4スペース」,「1/6スペース」,「フラッシュスペース」,「極細スペース」,「細いスペース」,「数字の間隔」,「句読点等の間隔」などなど,様々なスペースを選べるようになって,それはとても便利なのです!(反対に混乱しかねないけど(^^;)


スペースの種類を間違えると,見栄えが美しくない(読みにくい)データが出来上がることが多いので,スペース入力には注意した方が良さそうですね。


「you-and-ku」でした。

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