文字組まめ知識…級数計算Part1

  • 2013.02.23 Saturday
  • 14:17

 前々回,級数について書いた時に,級数は計算がしやすくてとっても便利だと書きました。

組版っていうお仕事にとっては,級数計算がしやすいということは本当にありがたいことです。

 

計算がしやすいと何故便利なのか?

組版用のアプリケーションというのは,ワープロソフトのように,新規書類を作れば文字を入力できる,ってものではなく,文字ボックス(テキストフレーム)と呼ばれる,文字を入力するための枠が必要です。

例えば,20級の文字を10文字1行入力するには,5mm×10=50ミリのボックスを作成しなければいけません。

 

08_01

 

それ以下の大きさだと,当然文字は入り切らないし。

 

08_02

 

かといって,適当に大きくして入力していくと,書類上に,むやみやたらに文字ボックスが重なって,収拾がつかなくなります。

 

08_03

 

お仕事ですから!

きちんとした数値で,文字ボックスを作成するためには,ちゃんと級数計算ができた方が良いです。

万が一,ミリで指定されている印刷物の文字をポイント組もうと思ったら,ポイントをインチに変換し,さらにミリに計算し直すっていう,めんどくさいことになりますし,その計算によって出た端数をどう処理するかっていう問題も発生します。

(もちろん,ページ全体をポイント計算で作成するお仕事なら問題はありませんが…)

だから,文字の単位が級数であるってのは,とってもありがたいことなのです。

 

横書きでは左から右へ,縦書きでは上から下への文字の,頭から頭までを字送りと言います。

 

08_04

 

字送りが級数どおりの数値(文字と文字を詰めたり,間を空けたりしない)の場合(ベタ送りと言う),その1行分の文字ボックスの大きさは,文字数×級数で計算します。

これが,級数計算の基本です。

 

では,次に,2行以上の文字ボックスの計算方法を書いてみましょう!

 

って思ったんですが…

とっても長くなるので,次回のテーマ,ということで…

 

「you-and-ku」でした。

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